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今日から七月

 

 

今日から7月。

お目通し下さり光栄です、鎮靈師 平成小野篁 

西陣の拝み屋です。

本日7/1は19時以降オンラインにてご予約承ります。

ご予約お問い合わせは、こちらから。

 

今日から7月、下半期が始まります。

今年も半分が過ぎてしまいました、早いですね。

皆さんの2021年は、どんな色になりそうですか?

行きたい方向から遠ざかっている人は、まだ時間が

あります、近づくように足を進めていきましょう。

昨日は6/30、大祓でした。

いつものように東山にある霊明神社さんでの大祓、

今年から「荒和(あらにご)夏越しの大祓い」、実は

「荒和祓」そのものが夏越しの祓いを意味するそうで。

霊明神社初世の方が書かれた古文書が公開されて

いろいろご説明を頂きました。

聴いている間、ちょっと意識が飛んでグラついて

神主さんにお気遣いいただいてしまったけれど。

古文書の何かに反応したようで、それもちょっと

不思議な経験でした。

霊明神社さんにはもうずいぶん通っていますが、

そんな風になったことがなかったので。

(体質なー、この体質よー)

 

古文書の中に「辰巳の神様」の話が出て

くるのですが。

辰巳神社というのがあるんです、と言われて

興味を持ち調べてみたら、実はすでに参拝

したことがある神社でした。

昨年の9月くらいに夜祇園白川を歩く機会が

あり、道のど真ん中に突如現れた紅い鳥居に

手を合わせたことがありました。

それが辰巳大明神、辰巳の神様だったのです。

2年前に、くぐる鳥居探しをしていた時期がありました。

神様から言われたあることがあり、そのために

鳥居を潜らなければならなくて、その鳥居探しを

していたのです。

ふたを開けてみたらすぐ近くにあって、しかも

その鳥居はすでに一度知らないままに潜っていた。

そんな不思議な種明かしが行われた日。

 

この7月の半ばくらいまでは2019年夏のやり残しを

取り戻すチャンスが来ていますが、まさにそれ。

近々改めてごあいさつに行こう、と思いました。

不思議なことに古文書には他にもいくつかの神社が

書かれていましたが、そのほとんどはすでにお参りに

行っていて、もしかしたら霊明神社さんとご縁ができて

からずっと、何かに導いてい頂いていたのでは?と

思いたくなるような時間でした。

 

考えてみたら、霊明神社さんとご縁が出来たのは、

2年前2019年の夏から。

辻堂秘密基地の相方であった盟友が亡くなって

そのときいろいろなしがらみから大きな傷を

負っていた時期でした。

まだ「悼み人」として人の御霊に触れていた時期

でしたが、悼み人だからこそできることを精一杯に

していた時期。

そんなとき、夏の暑い盛りに偶然TABICAホスト

ご縁で霊明神社さんを知りました。

(プロフィール更新しなきゃな)

そして昨年、盟友の1年祭(一周忌)を霊明神社さんに

私的にお願いし、神上がりというものを目の前で

見せていただいたのです。

それからの後の時間は、自分の人生が大きく変わる

時間になりました。

そして、その節々にはいつも霊明神社さんとのご縁と

靈明舎にお祀りされている神様たちの存在があった

ような気がしています。

 

「京都に住んで、京都で働け」

2015年、四条大橋の橋の上で鴨川にかかる天使の

梯子を観ながら聴いた人生初の天啓。

いま思うとその梯子は、五条方面に掛かっていました。

上洛した2018年、ふたたび今度は五条大橋の麓で

天使の梯子を観て。

そういえば、上洛するまで五条のゲストハウスによく

お世話になったもんな、なんて思ったりしていたけれど。

あの天啓の本当の意味がわかるまでには、まだまだ

時間が掛かりそうです。

 

いまから20年前、10年来の親友が2001年になくなりました。

脳腫瘍でした、2018年、盟友から癌の告知を受けます。

それは奇しくも親友から癌のカミングアウトを受けた10年後、

湘南の友人には随分同情も心配もしてもらいました。

この20年間はずっと、親友が最後に出したクイズの答えを

探し求めていた気がします。

 

「人が死ぬとき、最後にしたいのは恋愛」

 

その一言は、いつまでも胸に残っていたものでした。

その答えを、気が付けば見つけていた気がするのです。

そして、その答えが出たからこそ、次の問題としてあの

天啓が降りたのかもしれない。

「京都に住んで、京都で働け」

働くとは、どういうことか。

暮らすとは、どういうことか。

そんな神様からの質問に答えるようにこの街で

生きていく。

それがえみこの残りの人生最大の課題なのかも

しれません。

 

霊明神社初世は宮中に支えた国学者で、二世は

陰陽師だったそうです。

1800年代から幕末へ、そしてこの国が一段姿を

変えていく時代の波を泳ぎ切った三世までの神職たち。

その方たちが残してくれたもの、自分のような立場の

ものへ伝えてくださることを大切にしていきたい。

昨日はそんなことを思った時間になりました。

どうしてこの神社さんとご縁ができたのか、本当の

目的はなんだったのか。

大祓の日にみた不思議な夢はどういう意味があるのか。

京都での謎解きの日々は、まだまだ続きそうです。

 

いつか。

この謎がすべて解ける日を楽しみに、ここ京都で

日々を丁寧に暮らしていこうと思っています。

 

 

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