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仕事とは自分を表現すること

風の時代は、表現活動の時代なのです。
お目通し下さり光栄です、鎮靈師平成小野篁

西陣の拝み屋です。

本日8/26(木)はオンラインにてご予約承ります。

ご予約お問い合わせは、こちらから。

 

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災害遺族のための通訳やってます。
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お仕事は、されていますか?

あなたのお仕事は、なんですか?

時代が変わり、働き方も変わってきました。

「職業」の定義も変わりつつあると思います。

数日前、とある生徒さんから「感動する仕事」

というLINEを頂きました。

そのLINEに「靈氣で感動させる方法を教える

ことはできないはず」とお返事を出しました。

今考えると、あれは神様の前振りだったんだと

思い知ります(笑)。

 

昨日、この記事を書きました。

この一年、ずっと考えてきたこと、でも言葉や

形にするのは、とても勇気がいることでした。

このタイミングで常駐を開始したのには、いろいろな

理由がありますが、その大きな一つがこの記事。

該当する依頼人様と出会っていくために、それも

円滑に出会っていくために、企業のお世話になる。

身の安全や社会への影響を考えて、その道を

選択しました。

しかし、それは天が望まれていることではなかった。

そう知らされた8月のお盆過ぎ、そこには本当に

幾重にも折り重なった私だけの神様劇場がありました。

 

ちょうど二年前のいまごろ、ネット炎上に巻き込まれ

殺害予告が出されました。

当時警察の方からは「すべてを捨ててシェルターに

入ってください、死ぬよりいいでしょう」と言われました。

そこに対し「ただ、生きていても仕方ありません。曲がり

なりにも霊媒です、もし炎上犯に殺されたら、それが神様の

意図だったと諦めます」と食って掛かり呆れられました。

そう、ただ生きていても仕方ない。

だからといって、死ぬことは違う、ましてまざまざ卑怯者の

手にかかることも違うと思う。

炎上中に、親切顔で警察に連れて行ったり、その後

ものすごい勢いでSNSが燃えている最中その人が

したことを、わたしは生涯忘れないでしょう。

臼井靈氣の教えにある「怒るな」の精神できましたが、やっぱり

そこは怒らなきゃいけないって、思い直すようになった。

あなたも炎上犯の片棒を担いだんですね、そう認識しよう。

命より重たいものがある、それがあなたの思うこと。

あのとき、そう言われたんですよね。

そう明確に思うようになったから。

 

人は、生死が掛かると冷静な判断を失います。

痛みが強いため、脳が正常に認識させないんです。

そのことを東日本で体験したつもりでいましたが、

10年経ってもまだ、脳にはタイムラグがあるようです。

だからこそ、そんな自分だからこそ、やらなきゃいけない

ことがあるのだと思う。

 

 

 

 

アンナチュラルが放映されたのは、2018年の1月でした。

京都に移住したい想いだけを強く抱えて、ウィークリー

マンションの一室で号泣しながら観たのを覚えています。

「法医学」というものに出会ったのは19歳のとき、死者の

声を聴く仕事に衝撃を受け、憧れさえ抱きました。

その後「きらきらひかる」が公開されて、その熱はさらに

過熱。

あくまでもドラマだし、実際の解剖医の現実がそんな風に

甘くないことはよくわかっています。

それでも。

やっぱり憧れずには、いられなかった。

その後「ヴォイス」が公開され、いろいろな法医学医が

存在することに気づきます。

死者との向き合い方も、「ご遺体」として向き合う人、

「人」として向き合う人、本当にさまざま。

それらすべてのベクトルを「遺された人」に向けたのが

この「アンナチュラル」でした。

 

どうして、法医学だったんだろう。

そう、何度も何度も考えました。

そして、答えを見つけました。

わたしが、この世界と最初に出会ったのが

 

死んだ親友と、靈氣を介して再会することだったから。

 

そこで渡された言葉が、観た景色が20年が過ぎた

いまでも心の奥底に消えずに残っているから。

よく知っています、脳が記憶を都合よく改ざんすること。

だからきっと。いまわたしが覚えているこの記憶も

痛みが少なくなるように改ざんされているに決まっている。

それを差し引いても、あの経験がなければ、いまここにいない。

そして、同じ経験を2013年にわたしはした。

「恩人」と思っている人の大切な家族が亡くなった際

自ら手放したはずの力を返してほしいと本気で乞うた。

戻してくれるなら、どんなことでもする。

なんだってする、だから神様お願いです。

 

たった一度でいい。

家族を、会わせてやってはくれまいか。

 

「どうしてそこまで思うの?」

そんなことを、よく聞かれました。

「そんなこと、相手が望んでいるとでも思ってるの?」

 

「死者に会えるなんて。

 本気で信じているの?」

 

どれだけ嘲笑されても、諦めきれなかった。

なにが我慢できなかったんだろう、8年が過ぎて

いまようやく答えが判る。

 

遺された人の人生が、止まってしまうこと。

それは死者が一番望まないことであり

 

わたしの親友の「遺言」に、反することなんだよ。

 

結局、この世で最後まで残るのは

「誰かのためが自分のため」になることだけ。

 

 

「えみちゃんの仕事は、感動するよね」

ときどき、そんなことを言っていただけます。

でも、それは決して狙ってやっているわけじゃない。

故人と再会して感動しないわけがない、それを

誰よりも知っている。

だって20年前、わたし自身が感動して。

「これからは生きている友達を大切にしてあげて」

と言ってくれた親友の遺言を守るために

今日も現場に行くのだから。

そして。

いつかわたしが死んだら、彼女に会って、

こう言うんだから。

 

「友達は勿論、生きている人たちの時間を動かす

 お手伝いをしてきたよ」

 

きっと、彼女はこう答えるだろうと思う。

 

「へー、さすがだね。ちょっと話を聞かせてよ」

 

それから、「3人」でお茶を飲む。

一昨年亡くなった盟友と3人で。

 

お盆に出た船の船頭は、盟友でした。

「わたしが行くまで親友と待ってて。

二人で悪口でも言っといてよ」

そう願ったのは、一周忌間際、その願いが

叶えられたことを知った送り火翌日の夢。

 

もしも靈氣がなかったら。

きっといまもまだ、死んだように生きていたかも。

でも、本当は靈氣だけのおかげじゃない。

黄泉にいる多くの御霊が、遺してしまった

大切な人をわたしに託してくれるから。

 

「えみちゃん、あんたなら判るね。

 頼むよ、あの子が泣いている顔はみたくない」

 

そんな想いが判るから。

だからわたしは現場に出ます、そんな人の人生の

止まった時計を動かすために。

 

嫉妬さえする法医学が、未来のための学問ならば。

そこには、到底叶わないけれど。

ご遺体が無くなったら、何もできないのが法医学ならば

わたしはその後のことをやってやる。

念ずれば花開く、別に法医学者になりたいわけじゃない。

 

死者最期の聲を届ける。

遺された人の未来を止めないために。

仕事とは、自分を表現すること。

わたしが体験したあの感動を、同じように

時間が止まっている人たちに体験してほしい。

それが、死者への最大の供養なのだから。

 

あなたの人生の時は、動いていますか?

もし、どこかで止まっているならば、一度

会いにいらしてください。

一緒に動かしましょう。

わたしはきっと、そのために時の魔女に

憧れていた時期があったのかもしれない。

あなたの光だったかもしれないその人に

ぜひ、もう一度会いにいらしてください。

 

わたしは。

「故人に」会いに行ける霊媒師です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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