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★明日１９日締切！願いを叶えるブーケ！
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珍しく昨夜はちくちく縫い物しながら、観ておりました。
300均のトートバックと、古くなったTシャツをリメイクして、
人の願いを叶えるバッグを手づくり。
ミシンがない生活をしているため、当然のように手縫いです(笑)。
生地屋さんでめっちゃびっくりされたけど(笑、「て、手縫い？」って）
世界に一つが、完成して満足したのと、創っている間盟友の
まさみんが、手伝ってくれているようで、嬉しかったです。
京都の生地屋さんは、生前まさみんがよく使っていたお店。
そこに立って、生地を選ぶたびに一階アトリエで自分の服や
バッグ、そして、依頼品を創っていた彼女を思い出します。
「うちは、手作り派なんでね」
そういって、いつも笑っていたなぁ、と。
海街で「願いを叶えるミセ」を構えたのは、2015年のこと。
築45年のテラスハウスは、外はボロボロ、でも中に入れば
別空間のお気に入りの仕事場でした。
昨年春先に取り壊されて、いまは跡形もなく新しい
建物が建っているといいます。
もう二度と願いを叶えるミセを開くことはないな、そんな風に
まさみんとの約束が果たせなくなってしまったことが、ちょっと
哀しかった時期もあるけれど。
いつかまた、ここへ、必ず二人で戻る。
その願いはもう、永遠にかなわないのだから。
でも。
時々物を創るようになってみて、特に20年ぶりくらいで
縫い物するようになってみて、気づいたことがあります。
誰かの願いを叶えたい、ずっと、そう思ってきました。
靈氣なんかで、何ができる。
ずっと、そう笑われてきて。
でも、靈氣だからこそ、できることがある。
めげずに、そう信じてきて。
その先に見つけたのが錬金術という、「解けない魔法」
の存在でした。
でも、その魔法の正体は、まかり間違うと呪詛になる
もろ刃の剣。
だからこそ、その精度と安全性を高めるために
きちんとマニュアル化してみたかった。
その答えが、この水星逆行中に出たような
気がするのです。
「えみちゃんは、なんだかんだ、願いを叶えてる」
そんな話を、先週担当した方に言われました。
叶えていないとは言わないけれど、望んだ形と
違ってることの方が多いけどね、と喉まで出かけて
飲み込みました(笑)。
そして、誰かの願いを叶えることがどのくらい
できたかな、ということについては、自分の思いの
1/4も叶えてないと思っていました。
その思いが変わったわけではないけれど。
ただ、その視点に立つとき、いつも、少しだけ神様の
気持ちが判るような気がするのです。
例えば昨日のバッグ。
本当は、もっと違ったものにしたかったんです。
でも、ミシンがないとか、技術がないとか予算が
ないとか(笑)いろいろな理由が重なって、着地点が
ここになった。
でも、できたときは満足したし、やっている間
楽しかったし、渡した相手は喜んでもくれました。
そこで気づくわけです。
「あぁ、神様の仕事って、きっとこういうこと」
願いが叶わないのは、叶わないなりの理由が
あります。
例えば昨日のケースでいったら、本人の支払える
対価と望んだものが釣り合わない。
で、対価の範囲に収めたら、今度はその担当を
している神様の力量に合わせて調整する必要がある。
この話をすると、「じゃあもっと力のある神様に
お願いしたらいい」っていう人が必ずいるけど。
それって「じゃあプロの鞄職人にお願いしたらいい」
ってことと同じなんですよね。
となると、結局対価が足りなくて、はい振出し、
ってなる。
願いが叶わない人って、ここをぐるぐるしている
だけなんです。
本当の願いって、完成形ではないはずなんです。
バッグが欲しい、は、手段であって、最終形ではない。
今回の最終形は「坂本龍馬モチーフの使いやすい
新しいバッグが欲しい」、その前提のもとに、欲しい
ものを入れていった。
サイズが大きくて、斜め掛けにできて、バッグの口は
きちんと閉まる物、そして手が届く予算内。
これを全部集めた先がこの形になっただけ。
願いって、そうやって形になっていくんです。
出来上がったバッグは、当初の予想を超えた形態に
なりました。
当初白で考えていた地色は300均に行ってみたら
なんと茶色があり、一発でそれに決定。
内側がビニールコーティングされていて、小さな
ポケットもついている優れもの。
結果オーライなわけです、そして、生地も紐も
「はんぱは、おまけしておきますね」って割引になった。
この世の願いも、きっと神様の仕事は同じ気がします。
誰かの願いを叶えられる人になりたいなら、まず
提案を出せる人にならなければいけない。
その対価や、予算でクリアできない問題が起こったとき
希望を聞いて、その先の想像を引き出せるスキルを持つ。
それがない限り、叶えられる願いは僅かになっていく。
そして、その経験値が高い人が高い対価を取れる
いわゆる「プロ」と言われる人になっていく。
誰かに何かをしたいなら、まず自分の願いを叶えて
みるといい。
そうしたら、提案方法が身体で覚えられるから。
ま。
その段階をすっ飛ばす人多いですけど。
その時点でもう、誰の願いも叶えられないんですよね。
えみこは、願いを叶えられる人として生き抜き、
死んでいきたい。
そんな大きなことはできない、でも誰かの人生を
変えたり、誰かのあったらいいなを形にして
残りの人生を過ごしていきたい。
考えたらフリーランスになってから、そんなことしか
してきてないかも。
ふと、そんなことを考えました(笑)。
来年はフリーランス20年めです、物事は20年で
ようやく半人前らしいですね。
やっと半人前か……願いを叶えられる人修行、
がんばります★
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