お目通し下さり光栄です、移動する
安心の家 西陣の拝み屋 えみこです。
本日2/22は阿夫利基地閉鎖のため
休業させていただきます。
2/22、23(水祝)は、阿夫利基地
閉鎖のため休業、24(木)〜26(土)は
神奈川営業となります。
詳細はこちらをご覧ください。
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本日2/21からは神奈川拠点が閉鎖と
なります。
ご不便をおかけしますが、よろしく
お願いいたします。
本日2/22は、2022年2月22日と
二並びに吉日が重なり、大変
縁起の良い日だそうで。
そんな中、えみこは阿夫利基地の
閉鎖作業に明け暮れておりました。
連日の移転ラッシュから、ついに
今日は責任者の方に梱包をお褒め
いただきました、ひゃっほぃ。
借りた側から緊急事態宣言となり
まったく使うことなく閉鎖する
この阿夫利基地。
ここの荷物をどうするか、散々
迷った末、引越し屋さんに処分と
京都への搬送をお願いしました。
うん、なかなか大仕事でしたぞ笑
ま、笑えない部分もあってですね、
移動はもう、これきりにしたい、
と思っています。
神奈川の拠点がなくなる、そんな
状態を経験したことがないので
まったくの未知数ですが。
結局は、なるようにしかならないの
ではないかと考えています。
移動中にTwitterで「阿漕な仕事」
「子育て失敗」とか、言われましたが。
（しかも、まったく知らない人）
見ず知らずの人にいろいろ言えちゃう
時代は怖いですよね。
見ず知らずのフリをした、顔見知り
さんかもしれませんが。
怖い世の中だ……。
今回の基地の閉鎖に際し、ある
チャレンジをしました。
それは「友人を頼る」、今回基地の
閉鎖作業の間、古巣海町の10年来の
親友宅に泊まっています。
閉鎖作業を決めて、最初にしたことが
この友人を頼ること。
それは、わたしにしたら冒険でした。
知っている人も多いですが、えみこは
20年前親友を癌に奪われました。
元夫の友人の妻だった彼女、でも
誰より仲良く、結構わがままを言った
気がします。
「ねー、いるー？ 行っていい？」
って電話して、車でぴゅんと1時間。
小田原に住む彼女の家まで何度通った
ことだろう。
そんなことが、できる友人でした。
誰よりいろんな話をし、誰より
信頼し、誰よりよりどころ。
ずっとそんな時間が続くと、信じて
疑わなかったあのころ。
彼女が余命3ヶ月の脳腫瘍で、その
余命ははるかに超えているんだ、と
聞かされてもなお、わたしは未来
永劫、それが変わらないと信じて
疑いませんでした。
のちにそれは心理的防衛機制の
「打ち消し」と呼ばれる反応で
あると、知ることになります。
彼女を失ったわたしは、後追いの
衝動と戦い、やがて最初の師範と
出会いました。
そこではじめて故人の通訳を体験、
彼女の遺言に従い現場に出るように
なりました。
しかし、友だちを作ることだけは
どうしてもできず。
彼女の遺言にあった「10年後に
会えるのを信じている」、その
言葉通りに10年目に盟友と出会い
ました。
その盟友も、出会って8年目に
同じく癌で奪われてしまい。
友だちを作ることを辞めてきたはずの
わたしが、唯一遊びに誘う相手が
今回お世話になっている友人、
光の子さんです。
わずか一年しかいなかった不動産
業界、その店の先輩である彼女。
気づけば10年の付き合いなんだ、と
思ったとき、ふと、こんな思いが
浮かんできたのです。
「基地の閉鎖の間は、光の子さんを
頼ってみようではないか」
もーね、めっちゃLINEするの
勇気が要った笑
3泊4日、幾ら家族の方と顔見知り
とはいえ、まあまあ人の生活に
ずかずか西から入り込むわけですよ。
緊張しないほうがおかしいわ。
（そこまで図太くない）
実際友達は超よくしてくれて、束の間
下宿生活、みたいな気分を満喫中な
わけですが。
ほんと、友達の気遣いに超感謝です。
退去についての不安も、専門家的な
意見が聞けて心強い。
持つべきものは友だち、って、こー
ゆーときに使うんだな、とか思いつつ
残りわずかな海街暮らしを満喫して
います。
友達を作らなければ、失うこともない。
20年前のわたしは、そう考えていた。
あのときのわたしに教えてやりたい。
頼ろう、とか、甘えよう、と思える
人にいまはもう二度と会えない気が
しているだけ。
でも大丈夫、貴方は大切な友達に
もう一回出会うから。
大嫌いな海街に、帰ってまで頼ろうと
思うような、ね。
（快く迎えてくれた友達家族にも
感謝しかない、ありがとうございます）
えみこは、友達少ないけど。
むしろ、少なくていい。
そのかわり、わたしの友達は、とびきり
大切で貴重な存在。
だからこそ、そんなに何人もいない。
ただ、それだけなんだなあ、と。
わかっただけで、もうけもの。
友達で居てくれることに感謝、そして
いつかこの恩が返せたらなあ。
そんな風に思うのです。
贅沢に、豊かに生きていることに
こころから、多謝。
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