心を害すると、身体は病む。
お目通し下さり光栄です、移動する
安心の家 西陣の拝み屋 えみこです。
本日5/22は定休日を頂きます。
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遠隔介護でバタバタした今週、本日
一区切りがつく予定です。
昨日の記事にも書きましたが、まあ
今週は介護とムーンショットについて
いろいろ考える週でした。
京都から親の病院まで片道一時間半、
往復三時間で面会は15分……。
毎日の通院は勘弁いただいて、でも
なんやかんやと入院から退院まで
5日のうち3日通ったわけですが。
うちはキーパーソン交代によるわたしの
登用なため、病院との信頼関係ゼロ。
それが大きなトリガーとなる事件が
ついに昨日起きました。
お客様から介護と暴言についての話は
幾度となく聞いてはきました。
しかし、暴言にどんな種類があるかは
考えたことがなく。
皆さんの暴言のイメージって、どんな
ですか？
えみこは「ばかやろう」とか「死んじまえ」
的なもののイメージでした。
しかし、今回実際に吐かれたのは、
「ああ、そう。うちの親、毒親でした」
と、思い出すような言葉。
認知症でも、マウント取れんだ（半笑）
というものでして。
人間、構がない場所から弾が来ると
倒れますね、病室からの電話で暴言を
吐かれ、ひさびさにキレて言い返し。
（半ば怒鳴りながら）
電話を切られた後、床に倒れて40分
近く動けなくなりました。
まあ、軽いフラッシュバックもあった
ろうなあ、と。
その後帰宅した家族にレスキューされ、
こんなとき、家族の存在は大きいです。
どんな環境下で介護しているかで、ここも
また違うんだろうなあ。
「親を安心して逝かせるため」
遠隔介護を受け入れたとき、そう思い
ました。
しかし、それって現実にはそんな甘い
ものではなく。
えみこなりに分析した結果、この過程が
うちの家族最後の精算作業なんやという
結論に至りまして。
脳と身体は、忘れないわけです、自分が
なにをされてきたのか。
毒親だったかもしれないけど、もう年を
取ったし、かわいそうじゃないのよ。
家族が見るのが一番、貴方には育てて
貰った感謝はないの？
そんな言葉を言われたりします、でも
その人たちは、その可哀想な年寄りが
若いときなにをしてきたかは知りません。
感謝はないのか？と、問われた人がどんな
言葉を浴びせられ、苦しんできたのかは
知る由もなく、いまだけを見てそう言います。
でも、死んだ後に受ける閻魔裁判では
生前全ての行いを基に審議が行われるのです。
現在とは、それまでの積み重ね。
そのレイヤーに気に入らない点、書き替えたい
点があるなら、命あるうちにして然るべし。
認知を発症する精神世界的原理が、病理的
原理とは違う形で見えたような気がします。
なにより、絶縁することでしか自由を得る
ことができなかった自分の人生。
安心させられる看取り、というワードが
該当する人というのは、ある程度選ばれた
人（する方もされる方も）というのが
実装（実際にしてみること）して学んだ
ことでした。
まあまあ、見るとやるとは大違いとは
よく言ったものです、まあ甘くはない。
病院のHPに「暴言を吐く方は退院
願います」と書いてありました。
医師や病院に暴言を患者が吐く時代、
認知症なら仕方ないよ、と、いうのは
容易いですが。
その暴言は、その方が認知症になる前
どこかで浴びた言葉なんですよね、きっと。
人間には感情があるから、暴言対応は無理、
でもAIなら、やれるのかもね。
ただし、技術的には感情を持つAIの開発は
進んでいる。
いつかそれが完成したらそのAIは、
「育てた恩」とかって言葉が当てはまら
ないそのAIは。
人間に。
何をするんでしょうね、いったい。
このチャンスを逃さないで！
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