· 

上座と下座を体験させてくれた神様

 

 

 

 

 

生涯忘れない神様のくれた時間。

(本日は2時間がかりで書いた大作(笑)、 

 長めなのでお時間のあるときにお読みください)

お目通し下さり光栄です、移動する

安心の家 西陣の拝み屋 えみこです。

本日6/3(金)は、オンラインにてご予約

承ります。

お問い合わせはこちらから。

 

6月の月間スケジュールはこちら。

 

7月のマンスリースケジュール公開しました。

 

週間スケジュールは2週間ずつ公開中。

 

 

間もなくやってくるライオンズゲートについて、リピート講座で

詳しく解説いたします。受講後10日間閲覧できるアーカイブ付。

6/6(月)20時半~、9(木)20時半~、内容は同じですが

LIVEスタイルなので、若干変わった情報が降りるかも★

ご希望の方はこちらから

 

自分で問題を解決するスキルを育てる「せるふへるぷ」

通称せるへぷでは、相談依頼を受付中。

せるへぷプログラムにてチャット相談受付開始

 ムーンショット対策講座開催中、月替わり対策講座

やってます。
詳細はこちら。

 

昨日は臨時休業を頂き、奈良にある日本最古の水神を

祀る社とされる丹生川上神社下社さまに参拝してき

ました。

この時期にだけ行われる「登拝参拝」への参加が目的。

従来は年一度6/1の例大祭のときだけ赦された75段に

及ぶ神様への道である階段の登拝。

コロナ禍となり、密を避けるため始まった分散登拝、

その恩恵にあずかり、年一度のチャンスにようやく

今年参加することができました。

一昨年この参拝を知ったのは例大祭後、どれだけ

絶望感に打ちひしがれたことか……。

必ず来年は、と、決意を固めたわけですが、それは

色々な意味で別のチャレンジの始まりでもありました。

そして、そのすべてを神様が見ていらしたことを

昨日は知るのです。

 

登拝は完全申込制、予約がなく、事前に

登拝料を支払っていない人は参加ができない

決まり。

その予約を取る際に、もう一つ大きなチャレンジが。

それは、現地までの移動手段の確保、実はこれと

同じ課題に2019年の夏に当たっていたのです。

「2019年の夏」と聞けば、月替ムーンショット対策

を受講された方は、ピンと来たと思います。

そう、今回の水星逆行で忘れ物を回収できる時期。

三年前にも同じく奈良への神旅の移動手段をどう

するかという課題が巡ってきたことがありました。

当時の目的地は、かの有名な玉置神社。

あの「神様に呼ばれなければいかれない」とされる

場所、その神様から呼び出しが来た、さてどうするか。

そう考えていたわたしに、ある人が言いました。

「いいなー、わたしも一緒に行きたい」

違和感を感じつつ、わたしは「NO」と言いませんでした。

なぜなら当時その人が、うちの生徒さんだったから。

そして、その人は易々と他の生徒さんに声をかけ、移動

手段を手配したのです。

その相手は、「もし誰かと行くなら、この子と行きたい」

とわたしが思っていた相手でした。

 

いまでこそ「神旅」といって気軽(でもないけど)に

あちこち出かけていますけど、当時は上洛してようやく

一年が過ぎたくらい。

まぁ、毎日が怖いこわい(笑)、西の神さまも怖いこわい。

なにより、京都、奈良の神々に関しては歴史が古すぎて

専門家にすらわかっていない部分がある、そこへ容易く

東から乗り込んできたよそ者が踏み込めるはずもない。

呼び出されたならレンタカー借りてでも、一人ででも

行くしかあるまい、当時のわたしは真剣にそう考えて

いました。

それ故に、このいとも簡単になされた所業には、正直

目がテンになった。

そして、運命の神旅第一回は、人には言えない神様の

洗礼を受けることになるのです(笑)。

悪魔祓いの術を得よ、とばかりに呼び出された回はこちら。

 

上洛して丸四年、いろいろな神様に会ってまいりました。

普段参拝時に雨に当たることはまぁない、しかし

この日は朝から雨。

今でも忘れない、ついていきたいと言った人の一言。

「先生がいるのに、雨ですね。おかしいですね~」

……うん、いろいろ言いたいけど、ここでは黙るよ。

いいの、そのうちnoteに書くから。

ま、雨が降るには降るなりの理由があるってことで。

で、このときのリベンジを絶対どこかで果たしたい、

それも運転してくれた子と二人で果たしたい。

ずっと、そう思ってきたのです。

(ちなみにこの事件以降、神処クラスは解体しました)

 

5月頭に、ものすんご―――――い勇気でその子に

お願いをし、同行が決まりました。

で、予約の際に散々あり得ない妨害が入り(笑)、

それは当日の朝まで及びながら現地入り。

不思議なことに、3年前と同じ場所から同じように

出発、そして出発時もいろいろな妨害(笑)。

思わず言いました「丹生の神様に言いつけてやる!」。

(大人げなくって結構よ!)

片道2時間弱、途中まで3年前と同じ道を走りながら

カーナビに嘘つかれながら(笑)無事現地入り。

現地確認後近隣の道の駅でランチとお買いもの、

そしていつの間にやら出来ていた神社隣のカフェで

予約時間までティータイム。

そのカフェから、これから登る神社の階段が見えました。

 

 

前の組の方が上がっていくのが見えます、それは

数十分後の自分の姿。

やがて時間が来て、儀式が始まりました。

前の回は宮司さんが祭主、わたしたちの回は

半年前に東京水天宮から転任してきた禰宜の

女性の方が祭主です。

(祭主とは祭りを取り仕切る神主を言います)

進行を務めたのは、最近神職になったばかりの

出仕の青年、そこにも意味があるように思い

ました。

 

実はこの神社にはいろいろな曰くがあり。

わたしがご縁ができた3年前は特に曰く騒ぎの

真っ最中で、宮司さんお一人が社を預かって

おられました。

そのことを知ったとき、体じゅうの血がちょっと

沸騰するのを感じたのです。

下世話な人間が神を穢したこの曰く、本当に

「赦せない」の言葉しかなかった。

その後、少しでも力になれば、と、毎月御祈祷水を

頂くようになりました。

そうして、この2年、丹生の神様との繋がりをゆっくり

積み重ねてきたのです。

しかし、その間わたしにもいろいろなことがありました。

その度に、このときの丹生の神様の気持ちを思った、

もの言わぬ神ならば、この想いどう癒されるのか。

その答えをも、頂けた気がした昨日の登拝。

 

登拝の儀式は、まず人形で穢れを境内の川に流し、

その後本殿で祝詞奏上を受け、その後、参列者が

順番に神職に従い75段を登って行きます。

その高さビルの5階くらいに相当し、大変高い。

そこを登り、頂上にご鎮座している神様を拝み、

この日登拝したものだけが頂けるお札を手に取り

戻ってくるのです。

ここにも実は神のご配慮があり、後発組だった

わたしは、先発組の人が参拝後社務所でお札の

初穂料を納めているのを見かけました。

「それ一つ500円なんですよ」「ならいいです」

みたいなやりとりをされているのを小耳に挟み

何の話をしているのだろうと思っていました。

(この話か……)と、ピンと来た。

(家族分頂いていこう)、そう考えて登る準備を

していました。

いざ登拝、そして神様に御挨拶、1年もまった

その時間は、後の人がいることもありほんの一瞬。

やったことないけど、推しの握手会に並ぶ人の

気持ちがちょっとだけ判った気がした。

(ええ、ま、神様が推しですので間違いではない)

で。

やっぱり気になったので、振り返って段下にいる

神職の方に尋ねました。

「これ、いくつ頂いてもいいんですか?」

「必要なだけ、お持ちください」

神職の方のお返事に、そこに並んでいる札の

数と後ろに控えている方の数を見合わせ、

家族分くらいなら大丈夫だろうと手にして

段を降りました。

待ちに待った対面(という名の握手会)は

瞬時に終わり、本殿を後にしたのですが。

実はここからが本物の神様劇場(笑)、

そりゃただでは終わらない。

 

この登拝、わたしは二番手の参拝、トップに

選ばれたのは、同行者のMちゃん。

Mちゃんは、「ではこちらの方から」と神職の

方に言われたとき、戸惑ったようにこちらを

見たのです。

(行って行って)、と手で合図を送り、彼女は

先頭で上がっていきました。

このときわたしは「ここまで連れてきてくれて

ありがとう」というお礼を神様がしはった、

そして「最初だ、どうしよう、どうやるんだろう」

とわたしがパニックにならないよう、なにより

階段で待つ間多少なりとも周囲の景色を見る

余裕を与えてくださったのだと思い、すべてが

有難かったのです。

さすがは丹生の神様、わかってらっしゃる、

そんなことしか考えていなかった。

ところが式典が終わって本殿を出るとき、

Mちゃんが「あの人に裸足で靴を踏まれた、

ちょっと嫌でした」と教えてくれた。

その(あの人)は、見た目がちょっと派手で

でも一見品がよさそうに見える親子連れ。

品がよさそうなのに残念な方だな、と思って

社務所に初穂料を納めに行くと、そこで

神社の方に絡んでいらした(笑)。

「わたしは最後だったから、欲しかった分の

 札が貰えなかった。足りなかったのよ!」

後から神社の方が出していらしたようですが

ないってことは、渡す必要がない人ってこと

なのでは?

ちょっとそんなことを思ってしまいました。

結構札あったけどなー、何枚欲しかったんやろう。

全部終わってからMちゃんに「あの人、一番が

よかったんだろうねー、登るの」と言ってみました。

一番に上がるって信じて、祭主側の末席に座った。

でも、選ばれたのは反対の末席に座っていたMちゃん。

だから、八つ当たりで靴踏んだんだろうな、そう思った。

そんなことしているから、お札貰えないんだよ、そう

思ったんです。

同じ札でも地上で貰った札と、天空で貰った札は違う。

なにより、ごねて出して貰った時点でもうアヤがついて

しまう。

その札で得られる御神力って、いったいどんなものだろう。

 

新人のころ、よく言われました。

「靈氣の現場は基本一人です、いろいろなことがこの先

 あなたにあるでしょう。そのとき、仏さまの前で

 同じことができるかを常に考えなさい。

 仏様の前でできないことは、どんな理由であれ

 しては ならない」

神様の前で、不遜の限りを尽くしたあのご婦人。

きちんと高台で御挨拶されていた故、さぞや丹生の

神様もご記憶されていることでしょう。

どうぞ、神様と仲良うされてくださいね。

大変よく細々と見ていらっしゃる神様ですから、

どうぞお気をつけて。

悪魔封じの玉置神社での体験が、別の色を持った

そんな日でした。

このお話はいつか有料記事でnoteに公開します。

長い長い物語になるので、たぶん何回かに分けるな(笑)。

 

帰り道、そういえば以前にも似たようなことがあったのを

思い出しました。

仲よくしていただいている神社さんの大祓の日、神職の

方が「誰か神様の前で一緒に祝詞を読まれませんか?」と

言われました。

その日、わたしと生徒さんともう一人の方のこじんまりと

した祓の回で、誰も手をあげない状態をみて

「Rさん、いかれたら?」と促したことがあります。

終ってから「先生が行くと思っていました、いい経験を

させて頂きました」と言われたことがあります。

自分自身、何度か神様の前で祝詞を奏上させて頂いた

経験があり、本来なら神職が祭主として奏上するその位置で

祝詞を読めることは実に誉だと思ったものです。

その体験を、生徒さんにお渡しできた、それが本当に

嬉しかったのです。

昨日の登拝順も、Mちゃんが最初でよかった、と思えた。

3年前、Mちゃんを神旅に巻き込んでしまったようで

ずっと心苦しかったけれど、これですべて払拭できた

そんな気がした日。

奈良の神様の力は、京の神様とはまた違った作用が

あるように思います。

 

帰りに社務所で、社報を頂いてきました。

そこに書かれていた宮司様のお話。

上座と下座の話、上座に上がらねば学べない

ことがある。

下を見る怖さと戦いながら、これからも

後をついてきてくれる人たちにその景色を

見せ続けていきたい。

「あそこに上がってみたい」

この1年、わたしが思い続けたような想いを

皆様に持っていただける人になろう。

令和の目標が、定まった神旅となりました。

 

水星逆行、ありがとう。

(多分初めて逆行に感謝したかもしれない(笑))

 

 

 

 
毎月変わる月替わり講座、ただいま絶賛
ご予約承り中です。
ムーンショット対策講座をさらに活かせるよう2018年から
2021年まで開講していた真理予防学のリピート講座も開講します。

リピート講座の詳細はこちら。

 

 

 

AmebaREQUさんにて鑑定受付開始いたしました。

 

 

Ameba占い館SATORIにてアプリで占いしております。