土地神様と霊媒と神様劇場

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台風で雨が降った昨日の京都、今日の一枚は来京した

神奈川の防災仲間からのお土産。

横浜と言えばありあけハーバー、横浜高島屋（横高）

限定バージョンの詰め合わせを頂きました。

ハーバー大好きっ子、ありがたく頂きました。

昨日は不動産関連のご相談でお越しになったのですが、

鑑定が終わって歓談が始まった途端、不動産業者さん

から鑑定に関係する内容のお電話があり、ご本人は

とても驚いていらっしゃいました。

まさに神様劇場を初体験された感、うん、知っている

人は知っているでしょうけど、えみこあるある笑。

これに関して言えば、いずれこうなるからそのOJTと

して2012年一年間不動産業界でお仕事していたんだな

とか思ったりするわけで。

 

当時のえみこは、「ポンコツ」というレッテルを

貼られ、半ばパワハラに遭って離職しました。

シンママという環境を逆手に取るやり方に、世の

中の卑劣を極める行いがどう実行に移されるか

見ていた時期だと思っています。

まぁさ、カーナビが誤作動を起こすとか、内見

案内中に家神が「いい家だろう？」って語ったり

「いや、そいつは駄目だ」と言ったりする現実を

説明できるはずもなく、結局「あいつ、使えねー」

という理由で主任から「地図も読めないんですよ、

あの子。とても一緒に働けない」と密かに上に

進言された結果、パワハラに遭ったという構造に

気づいたのは「なら辞めます」と言った瞬間だった

けど。

「シンママで、50を過ぎたおばちゃんが、どこで

　働けるって言うんだ。生きていけなくなる」と

ばかりに生活を人質にマウンティングされていま

したが、結局横浜市役所さんに拾われて、円満に

転職したのでした（ちゃんちゃん）。

あのとき主任から「本当にすぐ決まるのね、びっ

くりしちゃった」と言われた一言は生涯忘れない。

後に彼女からLINE教えて連絡が来たとき、あたり

前だけどお断りしました（どんな神経だ）。

 

この会社にいたのはわずか一年弱、でも、その

経験の中で不動産というものの見えない世界的な

構造を十分に学んだと思っています。

土地は因縁を背負えるもの、そこに流れる歴史、

人の想い、土地が吸った記憶のすべてを受け入れる

覚悟がない人間は住まわせてもらえない。

特に賃貸の場合、家に住み着いているものが入居人の

体を乗っ取り、その後引きこもりみたいにした

ケースも担当したことがあります。

その方は実に10年、訳のわからないものと「同居」

したあと30から引きこもりになり、うちにいらした

際にはニート全盛でした。

 

東で暮らしていたころ、よく「古代神と話せない

ポンコツ」と言われていましたが、人が神様と

話せるようになるにはできなきゃいけないことが

あって。

顔見知りであること、言葉がわかること、そして

神様の歴史を理解できること、の三つは大体基本。

特に顔見知りであることは、必須といえます。

見ず知らずの神様に何かをお願いしたって「は？

あんた誰？」ってなりますから。

さらに何かを叶えて貰うためのいわゆる「利益信仰」

はもっとたちが悪い。

「お互いwinwinでしょ？」とばかりに、ビジネス

ライクなレイヤーの神様しか話を聞いてくれないわけで。

以前にもお話ししましたが、神様には階層があって

イメージとして例えば大国主命なら、とある神社の

祭神である大国主命がマンションの1階～5階に住んで

いるイメージ。

この高層階の神様とお話しできなければ、かなうものも

叶わなかったりするわけで。

それを一般には本社、分社（町中にある社）、などと

表しています。

分社の神様は、出された願いを本社に届けます。

会社で言ったらいきなり社長とお話しする＝本社詣で、

分社から本社に取り次いで貰う＝町中で参拝する、と

なるわけで。

この分社の位置に担当として氏神様が入るのです。

つまり、担当すっ飛ばしていきなり社長に行った場合

社長との交渉が決裂しても取りなしてくれる人がいない。

その意味でも氏神様との関係性大事、というわけ。

 

主に不動産相談の場合、えみこ式としては、まず土地神、

次に家神、そして氏神様の順に見ていきます。

そこに土地の歴史、代々のルーツの意向を考慮して、

ひとつひとつ紐解いて消去法で自分の希望が叶うルートを

探していく方式。

簡単に言うと現実社会と同じような関係性をつなぐ交渉

を積み重ねていくわけで。

それを東では「金儲け主義が何度も通わせる」と言われて

来たわけですが（一部西でも言われたけど笑）、えみこは

その方式しか取れないわけで、それを無能と言われるなら

別に無能でいっかな、と最近は思っています。

（ま、一部で詐欺師とも言われているらしいけど）

 

もし詐欺師ならそれでもいいけど、金儲け主義ならそれでも

別にいいのだけれど。

詐欺師や金儲け主義が、鑑定が終わるタイミングぴったりに

鑑定内容と同じような電話が業者から掛かってくるのは、

業者とグルだからってこと？と、わたしは聴いてみたい。

（訳：できるもんなら、同じことしてごらんなさいよ）

信じるものは救われる、そしてアーメンの神様は信じる

ものしか救わない。

えみこはアーメンの神様とあまり仲良くないけれど、

でも最近アーメンの神様のやり方にちょっと「いーね！」

と思っていたりする（でも和睦はしない、多分笑）。

 

不動産にまつわるいろいろな相談って、これまでも

投資物件とか、相続関連とかで幾つも受けてきたけど、

あまり全面的には言わないで来た。

でも、そろそろ言っていこうかな、昨日はそんなことを

思った日でした。

最も「いますぐちゃちゃっと」的なご依頼って過去にも

幾つもあって、むしろ逆ギレされたりもしてきているので

最初にキチンと説明しようと思ったわけで。

えみこのやり方は消去法一択、それが嫌なら、うちには

来ないで頂きたい。

もっと力のある先生は世の中いくらもいるでしょうし

（特に京都は）他を当たって下さい、そう思う。

反対にえみこを信じてくれて、ご依頼を下さった方には

普通に暮らしていたら観ることがなかった不思議な世界を

垣間見せてあげたいと思う。

どんな結果になるとしても、最後は幸せに笑って貰える

ように。

 

神様はいます、そしていつも観ている。

いつも、語りかけている。

その聲を拾い、届けるのがえみこの仕事。

それ以上にもそれ以下にもなれはしない。

 

だって。

えみこは所詮人間なんだから。

霊媒である前に、人間なんだから。

ポンコツで結構、詐欺師上等。

でも。

こんな人間滅多にいないけど、ね。

えみこの世界を垣間見て、それを語れる人は

十分に冥土土産を持っていると思いますよ。

死後の世界も、生きているとき以上に楽しみ、

E-ne（F横的に言ってみた笑、84.7のDNA）。