安心の家 西陣の拝み屋 えみこです。
本日7/19(火)はオンラインのみご予約
承ります。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
♪本日7/19(火)の更新記事、はじまりはじまり〜♫
西陣の拝み屋をリーズナブルにご利用
いただけることは勿論経験者、または
当事者スタッフによる相談ブースが連日
出展される大変珍しい形のイベントです。
30分予約しても普段の1/10以下でご相談承れます、
学生さんは絶賛無料です。
さて、本日のお題。
昨日は怒濤の一日となりました、そんな一日の終わりに
こちらの映画を観てきました。
「キングダム2」。
前回の1とは違い、泣くことはなく、むしろ淡々と
それこそ「辞令」を受け取った時間でした。
久々に20年前の親友の言葉を思い出し、同時にこの日
この映画までに起きた出来事を振り返っていました。
昨日は飛び込みのご依頼で、普段なら受けない対面の
当日受付で七条へ。
その理由が「接触型の靈氣療術を受けたい」という
たってのご希望があったから。
コロナ禍以降、靈氣は非接触型へ切り替えました。
伝授含めすべて直接お体には触れない、それは感染
対策含めての切り替えでした。
しかし、昨日の昼くらいにふと「接触型の靈氣、または
遠隔の靈氣療術を戻さないと駄目かもしれない」と
思い立ったところへ電話が鳴り、依頼が来たのです。
天の導きって本当にあるんだな、そう思ったので
現場へ出ることにしたのです。
3年ぶりの接触型の靈氣、受けた方は「体が温かい」と
おっしゃってくださいました、それがとても嬉しかった。
鑑定後、家族と合流し、観に行ったキングダム2、そこでは
「遺されたものがすべきこと」という話が待っていました。
知っている人も多いと思いますが、えみこは二人の仲間を
病に奪われています。
一人は三年前に盟友を、卵巣がんでした。
そして、もうひとりはこの仕事をするきっかけをくれた親友、
脳腫瘍で三年四ヶ月の闘病の末に亡くなりました。
いまから20年前、えみこが業界に入る前の話です。
彼女の死後、後追い衝動から抜け出せなくなったえみこは
臼井靈氣の師匠の元を訪ね、彼女に会わせて貰います。
靈氣流の故人との対面、それは約束された再会ではなく
えみこが親友に再会できるまでに二回の時間が掛かりました。
療術の中で彼女がわたしに伝えたことと、師匠に伝えたことは
別のこと、これはいま自分の仕事がそうなので、どうして
そうなるのか原理は理解できます。
反対に言うなら、わたしがみた親友の姿は師匠には見えていない。
青い空に溶ける大好きな親友の笑顔と「頑張ってぇ」の声、
そして、わたしの中にいたどす黒いものを笑顔で天に連れて
行く姿。
(いかないで、ねぇ行かないでよ!)
何度もそう思うのに、親友の笑顔は空に溶けて、そして
わたしは泣きながらリクライニングチェアの上で目を覚まし。
「60分のセッションが終わりましたよ」
そう師匠から声をかけられました。
その後、師匠から「彼女からの伝言」として、今の世界へ
入るきっかけを与えて貰ったのです。
「キングダム2」の台詞にありました。
亡くなった人の夢がなんだったか、思い出せ、そんな台詞。
この20年、彼女の「遺言」に従って生きてきたけれど
彼女の夢はなんだったっけ、そんなことを思いました。
何度考えても彼女の夢は思い出せなかったけれど、
そのうち「あぁ、聞いたことなかったな」と思ったけれど。
代わりに彼女とたくさんの約束をしていたことを思い出しました。
脳腫瘍で記憶障害が起こるたび、余命宣告の月日を遙かに
超えた彼女は不安からか、よくわたしに電話をよこしました。
そのたび、当時なんの手立ても持たなかったわたしは「病気が
治ったらすること」という約束を彼女と重ねていきました。
50になったら、温泉に行く。
二人で姑の悪口合戦する。
一日でいいから姑より長生きする。
ぬけぬけ笑って生きてやる。
旦那が頭の上がらない嫁になる。
「絶対だよ、絶対だからね!それまで死ぬなんてこと
考えることも許さないよ」
わたしがそう語気を強めるたびに彼女は笑いながらこう
言ってくれました。
「あなたと話すと元気になる。カウンセラーにでもなったら
いいのに」
31と32、絶賛子育て中の二人にとってそれは遙か遠い
未来であり、いつか必ず叶えたい約束だった。
わたしが32になった年の夏、彼女は天に召されていきました。
後にも先にも世界のすべてが真っ白に消えた朝のことを
わたしは生涯忘れることはないと思います。
その後後追いに苦しんで、師匠の元を訪ね、靈氣を体得し
彼女の「遺言」に従って現場に出続けてきた。
けれど、ただの一度も言われたことはなかったのです。
彼女との約束を果たすために生きろ、なんてことは。
彼女の脳腫瘍は、妊娠中のため発見が大幅に遅れました。
妊娠9ヶ月で見つかったときにはもう、手の施しようが
ないくらいに広がり、産後ある選択を迫られます。
延命率を伸ばすために運動神経の一部を腫瘍ごと切除するか、
余命三ヶ月を受け入れて人生を生ききるか。
その問いに彼女はこう答えたと言います。
「三ヶ月で死ぬ気はありません、でも運動神経の
一部を取るのは絶対に嫌。そんなことをしたら
この子と走れない」
「この子」とは、彼女が産んだ三番目の子。
初めての長男でした、彼女がわたしに言ったことがあります。
「わたしたちはともに乳がんの親を持つ。だからがんの
発症率は他人の三倍。あなたも産めるときに子どもを
もう一人産んだ方がいいよ、子宮や卵巣がなくなるかも
しれないんだから」
そして、後にこうも言われました。
「婦人科に来るかと思ったら脳に出ちゃって。なんかね
予想外だったの」
わたしがこの言葉を聞いて、どれほど天を恨み、病魔を
呪ったことか。
でも。
彼女の願いの答えは、実はこの言葉にあるのです。
彼女は、命より楽しく生きることを選んだ。
車椅子になれば、延命率は遙かに伸びたと思う、
しかしその人生は多くの苦渋を飲むことになった。
だからこそ、彼女は病魔を受け入れ、その上で
戦い、最後まで自分らしく子どもを育てられる環境を
選んだ、そうわたしは信じている。
結果、三ヶ月と言われた余命は三年以上に延び。
「この子」と呼んだ我が子が、5歳を迎えるまで見届け
られた。
いつも思う、もしあのとき、わたしに今と同等のスキルが
あったなら、もっと彼女に何かできたのだろか。
もっと、彼女の最期を色濃いものにできたのだろうか。
でも、よく分かってる、そんなことは思い上がり。
人は、自らの還り方は自分で決められる、だからこそ
彼女はその還り方を選んだのだから。
そこに他人が口を挟むなど、ましてや望まれてもいないのに
手を出すなど、思い上がりでしかないのだから。
この世に叶わなければいい願いなどないけれど。
この世に願わない方がいい願いは確実に存在する。
願った段階でそれは世にもたらされるべき禍福であり
その代わり、願ったものは対価を支払わなければならない。
その禍福に対し、過不足なく対価を支払う、それがこの世の
摂理だから。
天はわたしに教えてくれました。
己のための願いを欲といい、他者のための願いを愛という。
その願いが愛なのか欲なのかで対価も巡ってくるものも
変わってくる。
だからこそ、願う前によくよく考えなければならないのだ、と。
どんな願いも、天に届いてしまえば取り消せはしないのだから。
「神様との約束はキャンセルできない」
2019年に関東でホントに荒唐無稽な儀式を企んだ一味の
一人が、無知なわたしにマウント気味に教えたこと。
あの本当の意味を、今度はきちんと天が教えに来てくれた。
神様との約束はキャンセルできない、ただし反故にする方法が
ないわけじゃない。
けれどそこにも重要事項説明がついていて、「その願いが
愛か欲かの証明」を求められる。
欲であるなら、キャンセルはできない、そんな厳しい掟が
あるのだよ、と。
正しいことを伝えていかないと、簡単に騙される。
それを親友が教えに来てくれた、そんな気がした日。
親友の願い、それは、
「限られた命ならなおさら、楽しく生きる」
頑張ってぇ、そう笑顔で空に溶けていったあの意味は
「楽しく笑って生きてきてね」ということだった
のかもしれない。
あなたなら、誰かを支えていくことできっとそこへ
たどり着ける。
そう思ってくれたからこそ、あの「遺言」が遺されたのかも。
靈氣が観せる神様劇場に、今朝は涙を流しつつ、これを
書いています。
もう一度接触型の靈氣療術を戻そうと思っています。
まずは明日の相談フェスからスタート、それは親友からの
お振る舞いで相談フェスに限り、投げ銭制で15分間の
靈氣療法を体験頂けます。
接触型となりますので、事前に注意事項等よくご確認の上
ご体験下さい。
キャリア20年、靈氣療術の臨床件数も1000件はゆうに
超すキャリアの気療法。
会場に来て下さる方だけの、限定サービスとさせて頂きます。
このチャンスに是非、詳細については本日noteマガジン
にて、ご案内する予定です。
よろしくお願い致します。
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