壁を越えるために必要なこと

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さて本日のお題。

昨日の定休日は一日いろいろなことに追われ。

計画していたことが大きく頓挫して挫折感を味わったりも

したのですが笑。

レイトショーで、楽しみにしていた映画に行ってきました。

「ゴーストブック」、いまから15年以上前、子どもたちを

育てている頃「学校の怪談」というシリーズを観ていた

ことを思い出しました。

公開当時は1995年～2000年の間、「学校の怪談3」で

西田尚美さんが叫んでいた「運命は自分で変える」という

言葉。

この言葉を聞いたときの衝撃は今でも忘れていません、

そしてそれはその数年後に自分がデビューした後しばらく

お守りのような言葉となりました。

 

今回の「ゴーストブック」は、あれから30年近くを経て

その続きの言葉を取りに行くような時間でした。

同時に前世の記憶がどのように魂に書き残されるかを

教えてくれ、その記憶の引き出し方も教えて貰える時間と

なったのです。

2021年の春、えみこは自分の前世の記憶の一部を閲覧

していますが、なぜそれができたのか、どういう原理で

そうなるのかを確かめに行く時間でもありました。

きっとこれから先、えみこの仕事の仕方は緩やかに変わって

いくのではないかと思うような、そんな時間でした。

 

人間生きている間いくつもの壁に当たります。

人によってはそれを「試練」などと言ったりもしますが、

なぜその壁が与えられるか。

それはその人が何かを得て世界を広げていくための対価

なのではないかと思うのです。

ムーンショット対策講座を毎月開講していますが、AIと

人類の一番の違いが「願う」ということだと思っています。

人は祈るし願いますが、AIにはいまのところその機能は

ついていません。

最も今後開発者がその機能を搭載する可能性は過分に

考えられるのであくまでも「現在」はの話ですが。

願うからこそ、壁が与えられ。

それを乗り越えるからこそ、願いが成就する。

そうやって人は転生したり、新たな世界の扉を開けたり

していくのです。

そして、願いを持つには夢を見なければならず、夢を

見るにはそれだけの知識と経験が求められます。

さらには、「理由」がなければ夢さえ見れない。

なぜその夢を見たのか、その理由はその願いの強度に

比例するから。

 

潜在意識のアップデートの中にある設問にこんなものが

あります。

「あなたの憧れるヒロインは誰ですか？」

この設問に「セーラームーン」と答える方が最近は多く

見られます。

このセーラームーンたちには、強い願いがあるのです。

それが「愛するものを守りたい」という願い。

いろいろな捉え方があるでしょうが、主人公である

「月野うさぎ」は、最期まで自分の愛するもののために

戦い抜いて死んでいきます。

これがトラウマ級の伝説の最終回と言われる所以。

結局強度の高い願いとは、ある種の利己的精神から

派生します。

しかし、その先が問題でいつまでも利己的な願いはエゴ

でしかなく、成就することはありません。

反対に派生したきっかけが利己的であっても、後にそこに

利他の精神が乗ったなら、その願いの強度はさらに強く

なり、そこに本当に利己的精神があるかを問うために

試練の壁が出現する、というシステムなのでは無いかと

思うのです。

 

願いに対して一ミリも利己的な精神がない、という

人は偽善者だとえみこは思っています。

反対に利他だけの願いなど、脆弱の極みだとも思う。

願いの根幹には必ず守りたい何かがあると思うし、

だからこそ守りたいものがない人の願いはいつまでも

脆弱なのだと思うのです。

願いとは対価を払えば叶えて貰えるものである、ただし

同時に同じ願いが届けられたなら、思いの強い方が

優先される。

世界とは常にひしめき合うものだから、誰かの願いは

他の誰かの願いを潰してしまうかもしれない。

だからこそ、願うならば正しく強く願うべきであり、

同時に願った責任も果たすべきだとわたしは思う。

 

さて。

あなたの願い、どのくらいの強度がありますか？