10年なんて、あっという間かもしれない。
お目通し下さり光栄です、安心を提供する
西陣の拝み屋です。
本日10/23（日）は定休日を頂きます。
明日10/24（月）は、ご予約承ります。
対面ご希望の方は本日中にご予約下さい。
10/28（金）、リーズナブルに対面鑑定・対面デー予約受付中
10/31、11/2は神奈川営業を行います。
残席僅か、ご希望の方はこちらから。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
↓↓ 10/23（日)の更新記事はこちら ↓↓
昨日は、年一度の稽古発表会で能舞台へ。
師匠の元でお稽古するようになってから、「人生で
二度とないだろう」という経験を幾つも取らせて
頂きましたが。
今年も「独調でプロの小鼓奏者の方に叩いて頂く」
という機会を頂きました、多分二度とない。
お稽古のようには、到底行かず、痛恨のミスも
あった舞台でしたが（判らないようにしただけ
頑張った自分、と思っている）、どんな独調だった
かは個人のFBにこそっと載せておきました笑。
観てみたい方公式LINEからお知らせ下さい、
動画個別に送ります笑。
能のお稽古を始めて、実はもう5年なのですが。
そのうち3年を社中としてお師匠の門下で月二回
個人稽古を受けておりまして。
そこにたどり着くまで、1年掛かりました。
入門するまでに迷って迷って、迷い続けたから。
でも、その利点がどこにあったかというと、
生徒さんが靈氣を敷居高く感じる気持ちがようやく
少しだけ理解できるようになった、ということ。
師匠の反応が自分が生徒さんにする「え？そんなこと
悩んでたの？」という反応に近かったのをみて
あぁ、そういうことね、と思ったわけで。
ただ一点違うことがあるとするならば、師匠がわたしの
推しである、ということくらいかもしれません。
入門するとき既に、師匠はわたしの推しでした。
だからこそ、生半可な気持ちで「お稽古したいです」
とは、言えなかった。
推しが大切にしているものを、粗末にする気がして。
そして1年悩んだ結果「10年辞めない覚悟で入門しよう」
と、お稽古を始めたのです。
不出来な生徒としてお稽古に通い、気づけばもう3年。
覚悟した10年の1/3を過ごしてしまいました。
でも、この3年はコロナもあり、わたしも師匠も大きく
人生が動く3年に当たりました。
その中で変わらずに稽古をし、調整しながら年一度舞台に
上がらせて頂き、そしてまた翌年の舞台を目指す日々。
映画「犬王」の公開があり、能というものがより一層
身近なものになった気がした。
その中で迎えた3年目の舞台、そこでようやく自分という
人間の不器用さと、それでもなんのためにこれを続けて
いるのかということを再確認できた気がしたのです。
振り返った1/3という時間は、本当にあっという間だった。
でも、わたしの中の知識と経験は、大きく増えた気がする。
何より思い出が増えていった、そんな時間を残りの2/3
積み重ねることができたら。
わたしは、何を生徒さんや依頼人様に還元できるように
成長できるのかな。
いまは、そんな風に考えています。
「推しは尊い」
京都に来て、ある生徒さんから教わりました。
数年前、初めてこれを実感する経験をしたけれど
振り返ると思うんです。
えみこの場合「推し」と「ファン」は、違うんだなぁ、と。
滅多に人を推さないわたしが、推せる数少ない人。
それがあるから、稽古を頑張れるのかもしれない。
2/3の世界への扉を開けた翌日の身体は、ちょっと流石に
緊張の反動がでていました。
本日は休業させて頂きます。
それでは皆様、また明日。
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