悪魔を祓い、寿福を抱き。
お目通し下さり光栄です、やんごとなき霊媒師・西陣の拝み屋です。
本日1/13(金)~15(日)までご予約満了となりました。
来週1/16(月)は、オンラインのみご予約承ります。
お問い合わせが増えてきましたので、
コロナ陽性者の利用についてまとめました。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
1/16~22のスケジュール
★神奈川営業若干お席ございます★
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アーカイブ配信の無料視聴権付テキストとなります
こちらもZOOM講座アーカイブ無料視聴権付(1月末まで)
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↓↓ 1/13(金)の更新記事はこちら ↓↓
本日13日の金曜日、不成就日、火星が順行へと戻りました。
そして、水星逆行の残り時間あとわずか、駆け込み的に
個人稽古にいらして申請書を作っていこうとする方々の
人生階層図の解析に追われ過ごした今週一週間。
なにより皆様が次のゲートへと進んでいる方が今週は
個人稽古にいらしてくださり、嬉しい限りでした。
ありがとうございました。そして、そんな稽古後、昨年末から
挑戦している某企画の最終稽古へ参加して参りました。
京都にある浄土宗大本山のお寺様にて15日の日曜日に
行われる「大連吟」というイベントの最終合同稽古が
会場となるお寺さんでございまして。
普段は入ることができない内陣(お坊様がお経を上げるのに
入られる神域)での本番同様のお稽古に参加して参りました。
本日は当日のお席の割り当てもあったのですが、なんと
えみこのお席は泣き不動さまの真正面。この泣き不動尊は
なんと、上洛後四年住んでいた安倍晴明と親密な関係に
あった、というから驚きです。全く知らずに座った席が、
実はそんな身代わり不動様とも言える仏様の近くとは。
当日もこの席で謡を謡わせて頂きます。とても緊張する。
このお不動様はかの安倍晴明が拝んだ、とされる仏様ですが。
縁起によれば生命の挿げ替えを行う陰陽道の儀式があるとか。
そして、これこそえみこが関東時代から追いかけてきた「筋替え」
の答えに繋がるものだった、という大落ち。いやー、いろいろな
意味でびっくらポンの一日でございました。
はー、たまげた。
今回謡わせて頂く「高砂」は、大変おめでたいとされる能曲で、
中でも住吉明神による悪魔祓いの一節が出てくる曲。
能を習い始めのころ、必ずこの「高砂」は課題曲として一部を
お稽古しますが、その際にも確か「悪魔を祓い」という歌詞に
ついて、お師匠様にご質問させて頂いた記憶があります。
あれから、かれこれ足かけ四年。思えばそれは2020年新春の
ことだったような。あぁ、逆行の流れで戻ってきたのか、という。
しかも、内陣で、それも泣不動尊の前で謡わせて頂けるなど、
なんだかあまりにレベルアップしすぎでしょ感がある逆行終盤。
かの安倍晴明でさえも拝んだお不動様、このお不動様とのご縁は
今後、えみこの人生をどのように変えていくのでしょうか。
こちらの清浄華院さま、夜の写経もやってらっしゃるようで、
一度参加させて頂きたいと思いました。
今回の大連吟、60名あまりの方と謡わせて頂くのですが。
ここまでのお稽古で何度か「地から声を響かせる」というお話が
でまして。ふと、思ったのです。もう随分長く天と話すことを
してきたけれど、もしかしたらこの先は地に轟かせる聲を使って
いきなさい、ということもあるやもしれない、と。
同じタイミングである方から「上に居ると思っている敵が実は
下に居ると言うことも、あり得るんですかね?」というお話を
頂いたことがありまして。泣き不動尊のお話を見ても、弟子と
師匠、そして不動明王を介しての命の挿げ替えという、何やら
生臭いお話が聞える。そこに書かれている「三井寺大師の事」、
前回の謡奉納先である三井寺の名前がここで出るのか、と思わず
水星逆行の恐ろしさにおののくという、ね笑。
結局挿げ替えって、天の声でやっては居らず、ある意味人間の業が
地に轟いてまかり通る、ということなのか、ってお話な気がして。
だとするならば、その呪詛に対抗するためには結局地に轟く聲を
自らも持たない限り、意味がないと言うことなのね、と思ったわけです。
まぁ、なんにせよ10年以上も追いかけてきた「挿げ替え(筋替え)」の
論理が判ったのでよかったです、の一言に尽きる。いやーーーー、
浄土宗すごい。お稽古前にお参りさせて頂き、みんなで外陣でお念仏
唱えましたが、なんかいろいろ凄かった。
なぜなんの縁もゆかりもなかったお能をお稽古として選んだのか。
なぜ、社中になった先が浄土宗のお寺の塔頭のお稽古場だったのか、
そして、なぜいまの師匠でなければ、と強く思い、また入門まで
一年も悩み10年は続ける、と決めて門を叩いたのか。その答えが
全部一瞬で見えるような時間でした。そして、これまで何度も
繰り返した失声症の理由も、判ったような気がした。
えみこは、謡う。謡うことで、いつかこの聲が地に轟くような響きを
持つことができたのならばきっと。聲だけで何かを祓える存在に
なれるのかもしれないから。
えみちゃんは、どんな修行をしているの?
人に問われるけれど、明確な答えがないままだった。
でも、ようやく、答えが見つかったかも知れない。
えみこの修行法はいつも、天が決めているんだよ。
それは、天と地を分かつ中立な存在、という「靈」の字の
如くに生きろと言われる靈氣人であるために必要な修養が
適宜齎されているだけだと思う。
挿げ替え(筋替え)の術は、見切った。
後は解除法を習得するのみ。
さぁて、この本番が終わったらきっと、ゆっくり泣不動尊と
お話ししに改めてお参りするとしましょうかね。
えみこの平成じまい、こりゃやりがいがありそうだ。
(訳 面白くなってきやがったぜ)
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