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あなたは何をしに生まれてきましたか?

 

 

 

えみこは、体験をするために生まれてきました。

お目通し下さり光栄です、やんごとなき霊媒師・西陣の拝み屋です。

本日2/7(火)はオンラインにてご予約承ります。

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↓↓ 2/7(火)の更新記事はこちら ↓↓

 

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今年の二月は、もう浄化浄化と開運開運らしく笑。

節分祭→初午ときて、昨日は立春朝搾りという開運酒の

飲み比べに行って参りました。全国の蔵元43で作られて

いるという立春朝搾り酒、その中からマスターが厳選した

5種を飲み比べるという大変贅沢なお酒でございました。

どのお酒もすべて立春の朝に搾られ、祈祷がされていると

いう特別なお酒、全国43の蔵元にあるなら、他のところのも

浄化力が高そうものを選んで入手したい、と思いました。

ちょっと調べてみよう。

 

そんな浄化月間に知らぬ間になりつつある2月は西陣の拝み屋に

とって特別な月。そう、2/9はえみこが某組織から独立し、一匹

狼として生きる道へ足を踏み出した特別な日でございます。

2011年2月9日、午前11時独立を組織へ報告。その数時間後には

「引退」を勝手に発表され、それをみた門下生からの連絡で事態を

初めて掌握。対応に追われ、大変だったことを今でも覚えています。

生徒さんたちの混乱も動揺もあり、歯がみしたことは忘れられない。

どうにか立て直そうともがいていたころ、あの東日本大震災が発災。

巻き込まれる形で「被災者」と呼ばれる人になり、みるみる帰宅難民に。

「避難所に行った方がいいよ、あんたら被災者なんだよ」

観光案内所で言われたあの言葉は、いまでも忘れられないです。

 

あれから12年。一時生きた屍となって「ただ、生きているだけ」の

時期もありましたが、だからこそ、これだけは言える。

人間には「これができているうちはまだ大丈夫」というものが必ず

存在します。そして、そのことに気づけば何度でも再生できる。

かつてのえみこがそうだったように、時間は掛かっても必ず再生

できるのです。それだけは、明言してもいい。

なぜなら、あたしがそうやって生き延びた生き証人だから。

 

今朝ふいに「自分は何をしに生まれてきたんだろう」と思いました。

その答えは、自分が常々言ってきたことにあった。

「この世に100の経験があるなら、そのうちの98は体験してから

 死にたい」

きっとそれが、えみこが生まれた一番の理由なのだと思うのです。

そうやって半世紀を生きて、やがて気がつく。

数を追っていたら、何度も体験したいものを繰り返せない、という

当たり前のことに。

人には「何度もやりたいこと」「1回はやってみたいこと」

「一度でいいこと(二度と体験したくないこと)」の三つの経験が

あります。若いときは、この三つをくまなく体験したほうがいい。

けれど、晩年になるに従って「何度もやりたい」「一度やってみたい」

だけでいい。さらに「一度もやってはいけないこと」という禁忌に

抵触していないかを吟味する眼が育っている。

そう、人間には先出の三つと、「ただの一度もやってはならない」と

いう禁忌が存在する。ただの一度でもやったら、魂が大きく傷を負う、

そんな行為は何があろうと回避しなければならない。

そして、その判断がつかない人たちのためにいわゆる「専門家」と

呼ばれる人は存在している。

だからこそ、専門家は知らなければならない、それがこの四つの

どこに分類されるのか。そして誤ることなく、過不足なくそれを

相手に渡していかなければならない。

それができて初めて、対価を得る権利が生まれる。それはその人が

危険を回避する保険料、人生を安全に歩くための渡し賃なのだから。

 

人は生まれたら、最後まで生きねばなりません。例えどんな身体に

なろうと、どんな人生になろうと自分で終わらせることは赦されない。

だからこそ、大切に丁寧に生きていかなければならないのです。

 

途中で、勝手に終わらせることは、赦されないのだから。

 

自死の顔をした不自然死を幾つもみてきました。彼らは一様に生き方を

間違ってしまった人たちだった。生き方を間違えて、人生に対して興味を

失って、いつのまにか自分自身を、その躯体を「要らないもの」にして

しまった。そんな人たちの躯体は、この世を漂うことでしか存在できない

ものにとっては、格好の餌になるとも知らずに。

「あんたね、生まれてくるまでにどれだけの手間をかけたと思ってんの?

 寝ぼけたこと言ってんじゃないよ!勝手に死なない、諦めない!」

 

「えみこの前に座っといて。そんなこと、赦しませんよ!」

 

それが、2013年から10年のえみこのスタンスだった。

あの震災で死に損なった、拾った命だからこそ、大切にしなけりゃならない。

「神様お願い殺さないで!いまじゃないんです!」

そう人生初の天への命乞いをしたあの日、あの日からえみこには神様との

契約があるのだと思う。

「いつ死ぬかを決めるのはあたしなんです、だからいまじゃない!」

そう叫んだあの日、きっと天はその対価を取ったのだと思う。

その意味で、間違いなくえみこは神様のお手元。

西陣の拝み屋の起こり(始まり)は、あの東日本大震災。

最もその時分の屋号は、これではないのだけれど。

「結の宮蛍」、震災からしばらくしてそんな風に名乗っていた。

鴨川に舞う冬の蛍、それが結の宮蛍の所以。それは奇蹟の象徴だと

信じていたころのお話。

 

奇蹟が当たり前になれば、それは日常になる。

西陣の拝み屋は、そんな場所で在りたい、だから冬の鴨川にもう

きっと、蛍は舞わない。

一瞬の奇蹟なんかに興味はない、えみこが知りたいのは「何度でも

起きる奇跡」なのだから。

ねぇ神様、欲しい体験がすべてできるまで、どうやら死ねそうに

ないっすわ。

 

そこんとこ、ヨロシク。

 

 

 

 

 

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