あなたから上がいない世界の想像、つきますか？
本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。
やんごとなき霊媒師えみここと、靈氣人青木えみ子です。
本日3/10（金）はオンラインにてご予約承ります。
明日3/11（土）は東日本大震災慰霊祭参加のため休業、
翌3/12（日）は定休日を頂きます。
週明け3/13（月）はオンラインにてご予約承ります。
週間スケジュールは2週間ずつ公開中。
以前からご要望のあった「相談も悩みもないけれどえみこと
話がしたい」という声にお応えしたプランが始まります。
オンラインとお電話のみご利用可能、「ちょっと話したい」
「ちょっと聴きたい」「モチベ維持」などいろいろな
ニーズに合わせてご利用下さい。
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↓↓ 3/10（金）の更新記事はこちら ↓↓
昨夜は久々に青少年育成の相談でした。京都に来て
この5年、ほぼ青少年育成に携わることはなく笑。
あれだけ関東では発達障害や不登校の関係の相談に
乗っていたのに、ところ変われば変わるものです。
そういうご縁がなくなった＝ニーズがない、という
ことで、それはそれで、と思っていましたが。
昨日担当した二件の相談が、新しい仕事が始まった
ことを教えてくれました。
あなたの両親はまだ健在ですか？であるなら、あなたに
家族はありますか？お子さんはいらっしゃいますか？
生涯非婚率が結構な確率で上がってきていますけれど、
家族を持たないということはいずれ家系図の自分の上
にも下にも誰もいない世界がやってくる、ということ
です。そして、それは決して避けられない。同時に
ある日突然やってくるかもしれないのです。
昨日のクライアントさんのお一人はもう両親がいない方、
もう一人はシンママになろうとしているお家のお子さん
でした。年齢が20以上違う二人のクライアントの共通項は
自分の人生を守る術を覚えること。結局これは、年齢や
立場に関係なく自分ができるようになっていかねばならない
こと、ただ、それだけのことなのです。
青少年育成のお子さんは中学二年生、可哀想に結構がっつり
わたしに叱られて、ときに泣いているように見えました。
でもそれでもいう、なぜならそれがわたしの仕事だから。
そして、もう一方にも同じように厳しいことを言いました。
自分以上に自分の将来を考えてくれる人はいない、それは
どの立場の仕事をしていても変わることがありません。
とはいえ、様々な事情で思考停止が起こる場合がある。その
ために福祉という仕事が存在しているけれど、一方で福祉と
いう仕事だからこそ、それぞれの立場で提案されるものは
違ってくるわけで、生かすための福祉と、生き抜いてもらう
ための福祉では、方向性もプランも違う。そして、えみこの
座っているこの席は「思考を止めるな」といい続けるお席。
ここから先のことは、その福祉領域の人にパスしなければ
なりません。
「たかが霊媒師のくせに」
そんなことを、海街で何度か言われました。
「なんなのあんた、霊媒のくせに偉そうに。とっとと
霊感使ってみなさいよ」
そんなマウントの取られ方も、一度や二度じゃなかった。
そのたびに、こう言ってきました。
「わたしにできることは何もありません。どうぞお帰り下さい」
確かにえみこは霊媒師です、でも霊媒師である前に一人の人間と
して、やりたい仕事があります。それは「誰も孤独にしないこと」。
家系図の上にも下にも誰もいない、それはこの世で俗に言われる
天涯孤独の状態を意味します。仮に兄弟がいても、その方が先に
亡くなれば一人だし、生きていても仲が悪ければ結局一人です。
そして、その人たちの大半は、えみこにこう言ってくるのです。
「もしいま親が生きていたら、なんて言っているかを聴きたい」
凄くよく判る、誰だって一人でなんて生きていたくない。
同時にえみこの大切な人たちには決して一人になって欲しく
ありません。
大切な人を放り出して現場に出ていた震災前、そしてあの日、
そうまでして助けに向かった相手はあの未曾有の震災の中
「どうぞお帰り下さい」と、街の中へなんの情報も得られない
ままのわたしと相方を放り出しました。
本当に大切なものを守れない悔しさと同時に、守る価値もない
ものというのが、この世には存在するのだと知らされた。
命に替えても守りたいものなど、ほんの一握り。そして、守らせて
貰えるものは、ほんのわずかでいい。何より守って貰えることは
なにより幸せなこと。あの日以来、ホントに守りたいもの以外
二度と守らないと、固く誓って生きています。
それでも、わたしは職業人だから、仕事人としてのえみこを信じ
目の前に座ってくれた人のことは、可能な限り孤独にしたくない。
でもそれは、えみこ一個人として守りたい人とはまた別の話。
あなたの家系図の上と下に誰もいなくなったとき、誰が側にいて
くれるか。一度考えてみて下さい。そのとき安易に「血が繋がって
いるから大丈夫」みたいな考えは決して持たないように。
血は水より濃い代わり、血は鎖となって因縁を生む。そして、血より
固い絆というのはこの世に確実に存在している。
えみこにも、「この人だけは孤独にしない」と決めた人が何人かいます。
「身内」と呼んでいるその人たちのことは生涯、手を離さずにいようと
決めている。ただ、血のつながりはない人たちだからこそ、その血より
濃い絆が薄まりすり切れ途切れてしまわないように気をつけている。
帰る場所があることは、幸い。
そのことを、明日の震災13回忌を前に、今一度考えてみて下さい。
えみこは、あの日からレスカーに憧れています。
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