あなたの魂は、面(おもて)を着けてはいませんか?
本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。えみちゃん先生こと京(みやこ)のロックな霊媒師えみこです。本日8/3(木)は、オンラインのみ16時までご予約承ります。明日8/4(金)は午後から対面デー受付致します。オンラインも受付可能です。対面デーのご予約はこちらから。
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ライオンズゲートが開放を始めて早1週間。いやー、キツいです笑。そんな中でも連続している金運開運デー、本日は巳の日。皆様いかがお過ごしでしょうか?ライオンズゲートの中は、満月の作用もあって過去や不安に意識が向きがちです。そして、気づくのは意識優位の社会にあって、身体が「生きている実感」を体感するために何をしているのか、ということ。人間の生きている実感は、脳ではあまり感知できません。なぜなら五感は、肉体に帰属しているから。そのため、身体が最も生きている実感を体験できるのは「恐怖を乗り越えたとき」ということになるのです。その最大は死の恐怖、つまり人は死を回避したとき、最大級の生きている実感を得る生き物、ということになる。でもこれは、本来は間違っています。
生きている実感には二通りの道があります。一つは「まだ生きていられる」という安堵感、これは恐怖を乗り越えたとき初めて得ることが出来ます。故に脳は延々と耐久性のある恐怖を生み出し続ける。もう一つの道は「人から感謝された」という喜び、これは世の中に他者を喜ばせる何かを提供しないと得ることが出来ません。多くの人は、人生を強制的にこちらにシフトするように設定されていて、その結果所得という対価を得るために社会の中で経済活動をするように作られています。しかし、そちらで思うように機能しない場合、脳はもう一方の道へと軌道を修正していく。なぜならそうしないと脳の報酬に当たる脳内物質(ホルモン)が手に入らず脳が餓死してしまうから。結局潜在意識の見地に立つと、現実創造はスピリチュアルでもなんでもなく、脳科学そのもの、というお話なのです。しかし、それを肉体に活かすために重要な要素となってくるのがスピリチュアル。なぜなら科学の領域に魂の見知はないから。見える世界、見えない世界、どちらも重要、というお話です。
○魂と肉体の関係「人間マトリョーシカ」○
龍神靈氣の初伝を取得する際、授業の中で「人間マトリョーシカ」というのを必ずやります。人間の中に存在する三つの箱、その箱の構造図でスピリチュアルを理解する上で重要な要素となる知識です。そのマトリョーシカでは人体の一番奥に魂が存在しているよ、とお伝えします。この構造図の理解がその後、自分の人生を創っていく上で大きな意味を為す人が出てくるのです。この図では、現代社会に於いて人の魂領域に対する専門家はいませんよ、という講義がまずあります。そして、その専門家がいない分野に手を入れていくのが靈氣なのです、というお話をします。その構造図の詳細を学んでいくのが奥伝から先の世界のお話になるのですが、結局すべてはこの初伝の構造図に集約されていくので、ここが判っていないともうどうにもならない、ということになってしまうのです。
なぜこの話をするか、というと、スピリチュアル的成功法則のキーワードに出てくる「素直」。この素直とは、心根がまっすぐであることをいいます。その心根がなにであるか、一目で判るのがこの人間マトリョーシカだからなのです。靈氣を取得して約20年、デビューしても同じくらい、三年目に師範になったので指導者としてはそろそろ17年くらいになります。伝授した人数は延べ150人弱くらい、決して多くはないと思っています。けれど、その150人の方の育成過程で指導者であるわたし自身も鍛えられている。その場その場で起こる生徒さんの人生をよりよくしていくために出される命題の数々、それは時に自分の力量を超えたものだったりする。でもそれでいいのです、そうやって生徒さんとともに成長していくのが臼井靈氣本来の在り方だから。そうやって師範自体の天井高が上がることで、後続する人たちの人生のポテンシャルも上がっていく。本来日本式臼井靈氣とはそうやって伝承されてきたものだとわたしは思う。
靈氣の世界は手探りです、見えない世界を手探りで自分の感覚と潜在能力だけを頼りに歩いて行く。だからこそ、何を信じ、何と共に歩いて行くのかはとても重要。密教と歩けば密教系の靈氣に、神道と歩けば神道系の靈氣に、仏教と歩けば仏教系の靈氣、キリスト教であるならキリスト教の靈氣になっていく。周波数の原理から見ても、その方が自然なこと。要は指導者がそれを理解し、相手に伝えるだけでいい。目の前のマトリョーシカ(その人)が素直になっていくならば、すべては勝手に上手くいくのだから。そのためには、魂にきちんと届けることが何より師範に求められるスキルなのだと思う。最もそれが一番難しいのだけれど。
○届かない理由を外す旅の始まり○
人間マトリョーシカは、独立してから独自に作った理論です。しかし、その基となるものは自分がまだ組織人だった時代に指導を受けて得てきたもの。その教えの中に「性根の治し方」というものがありました。正確には性根は治らないので、入れ替えます。逆に言うなら入れ替えることでしか性根は治せない。そしてその性根は、魂という土壌に向かって伸びている。つまり、性根とは肉体と魂を繋ぐ重要な鎖、ということ。性根に問題を抱えた人にお会いすることは、この仕事をしていれば少なからずあります。しかし、その人たちでも届いてくれる瞬間というのはある。届いた、と思っても、また閉じる、まるで映画サマーウォーズのラストみたいに。解いて、開いて、でも、閉ざされて。そんなことを繰り返しながら人は自分を浄化し、魂を浄めていく。そして最後は「よろしくお願いします!」とエンターキーを叩くのだと思うのです(だから、このシーンが本当に好き)。
ずっとずっと、そう信じてきました。いつかは、その扉をこじ開ける鍵を本人が見つけてくれる。だからわたしは見守って、鍵を一緒に解いていくだけでいいんだ、と。ところが、京都に来て数年、それが届かない人たちに出会うようになった。京都だけに限らず、東西で一定数そんな生徒さんたちに出会うことがある。どうしてなんだろう、本当に悩みました。どうやったら届く、どうやったら。自分の中の足りないものを探したこともありました。もっと力があれば、もっと知識があれば、もっともっと人徳や人望があるならば。
それは、きちんと届いてくれるんですか?
そんな時間を過ごしながら、それでも天がわたしに強いたのはただ1つのことでした。
「そこにないものを、出してみせる人になりなさい」
ないものを見せる、そんな芸当ができるのだろうか。この高いハードルの先に待っていたのは能楽という世界。元は大和猿楽から派生した650年続く伝統芸能、最近だと映画「犬王」といえば判るでしょうか。能楽の世界というのは、そこにないものを出してみせる世界。天は、そう教えてくれるお師匠様をわたしに与えて下さいました。師の元で学ぶこと足かけ5年、見えない世界を観る力に対し、脳はどこまでも抗い続けています。しかし、それでも徐々に見えるようになっていく。そんなとき、あることに気づくのです。
「面(おもて)が見える人がいる」
能楽における面とは、表現の1つ。面一枚一枚に意味があり、その面を通じ見えない世界と話をすることができます。同時に言葉を持たぬ面故、見る人によって見え方が変わる。同じ鬼の面でも「鬼」と思う人と「色気」を思う人がいる、そのどちらも正解で、けれど、鬼のパスワードでは開かない扉もある。その扉は色気の鍵(パスワード)でしか開かない。なにより、面が着いている段階で、その魂は素直になることは出来ない。本来の魂には、何の扉もなく鍵も掛かっていないはずだから。生まれたときはすべての魂が無垢であり、この世に生を受けた理由だけを載せていたはず。
能楽における面とは、着くといいと言われるもの。そのものになりきる、そうすると面が味方をしてくれてその面(つら)になれる。そうじゃないと、面だけが浮いてしまい、どうにも人が隠せない。そう面(おもて)を着ける、ということは、その瞬間人をやめる、ということ。人間であろうとするえみこが面を着けてまで人を辞めようとしている人に一体何を届けられるのだろう。できるわけがない。
いろいろな呪詛を解除してきたけれど、次のステージ最初の課題は「人ざるものになる前にその面を外す」という天命。外すためには開くしかなく、開くためには鍵を探すしかない。最もそれはまだ相手が人である場合に限り、面が着いてしまったらもはや、えみこの手には負えない。なぜならえみこは死ぬまで人で在り続けると決めた存在だから。人として生きて、人として死ぬ。それだけは、固く決めたことなのだから。じゃないと、人の役には立てないと思っているから。いやーーーー、無理難題(*゚∀゚*)←やるしかないことは、よく知っている。
毎朝閲覧しているFBの過去ログ、昨日のログの5年前にこんな記述がありました。
「天は、人の心と魂を解放してくれる人の出現を待っている」
……(絶句
「あ、ようやく気づいた?言ってあったじゃーん」
そんな声が聞える気がするけれど……くそぅ……(いろいろな意味で地団駄)。
本日の課題
・あなたは、自分をごまかして生きていませんか?
・怖いことと、喜べること、どちらが人生に多いですか?
・本当の自分はどんな人か、きちんと判っていますか?
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