終わりの宣言は、再起動スイッチを押した印。
本日もお目通し下さり誠に有り難うございます。京(みやこ)の呪術師・西陣の拝み屋惠御子(えみこ)です。本日10/18(水)はオンラインにてご予約承ります。明日10/19(木)はオンラインにてご予約承ります。
予約は申請承認制です、ご予約時間までに予約承認と事前決済をお済ませの方のみご予約確定となりますのでお気をつけ下さい。お急ぎの場合や当日直前のご予約は直接お電話にてお問い合わせ下さい、よろしくお願い致します。ご予約はフォームより承ります。フォーム予約がよく判らない場合は公式LINE、またはお問い合わせフォームをご利用ください。
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○10/18(水)の更新記事はこちら
昨日大人の事情で奈良カルチャーの開講中止が決まりまして。こちらに伴い6月から行ってきた奈良エリアでの出張営業も終了することになりました。そして同日、大阪高槻での定期出張が決定。大阪高槻は、一年前の10/18、つまり本日が出張営業最終日でして、こんな韻の踏み方もあるのだな、と思います。高槻営業のきっかけは、遠隔介護。大阪との往来が始まった一番の理由がこの遠隔介護でした。そして今日を境に関東の病院へ11月から某病院へ医療移管しました。
その11月から遠隔介護第二フェーズが始まることとなり、急遽来週の頭神奈川へ介護のために戻ります。現在介護の関連で戻った際に出張営業をしていますが、今回はなしの方向で。予告のようにお伝えすると、来年はまた2018年の移住レベルに神奈川京都の移動が発生する予定です。ただし、状況はまったく変わっているのでどのように営業していくのかとかは現在模索中。いまお伝えできるのは、えみこ2024年は案外神奈川いるってよ、くらい。すっかりご無沙汰で忘れ去られたんじゃね?的な感もありますが、戻りますからねっ!どうぞ、よしなに。
この天秤座新月を前に、思ったことがあって。それは京都で暮らそうがえみこは関東人である、ということ。長らく言われてきた「京都の血、1滴も入ってないくせに」に対し「そうですが、なにか?」と言えるようにようやくなった、ということで。もっとも血が1滴も入っていないので、相も変わらず京都や関西でえみこがいけるところは限られています。多分それは死ぬまで変わらない。でも、その一方でえみこの使命である「楔」の役を必要としてくれる場所と神様だけは、狭き門を開き始めてくれた、というお話で。King Nagayaとは和睦できませんでしたが、その理由を追っていったらうちのルーツに関係ある明日香村に行き着いたので、多分もう奈良はいいんだろうな笑(長屋王の妹か何かの名前が記された木簡が、開講するはずだった土地から出土しており、その日本最古の遺跡が明日香村にある、と今朝知ったわけで。あらまぁ、びっくらぽんです。しかも日本五龍寺の1つらしい笑)
スクール開講中止の報を受けた日の夜、わたしはたった一言を聴くためだけに映画館にいたのです。まるで天とえんまさまに導かれるように。
○家系浄化と龍神靈氣○
「えみちゃんって、なんで靈氣やってんの?」
その理由はシンプルで、浄化したい家系の問題があったから。詳しい話はわかんないけど、なんか受け継がされているものがあって、それは受け継がされると言うより背負わされているに近くって。でもそれを我が子が継承することが本当に耐えられなかったのです、なんとかしたいと思って生きてきた。娘が11歳で足を怪我したとき、元夫が「お前の一族のせいだろう、あれ」と言ったことは多分死ぬまで忘れない。そんなこと、わたしが一番思ったさ、でも、どうしようもないじゃないか!わたしがどんだけ悔しいか、あんたにわかんないだろうよ!!
ま、こんな夫婦だったから離婚したんだけれどね~~~(さよ~なら~)
「あなたの背負っている闇は、あなたが生きているうちには恐らく昇華できないでしょう。でも、あなたが死ぬ気で頑張ったらお子さんには行かずに済むかもしれない」
当時の師匠が哀れむような目でわたしをみてそう言いました。忌み子、という言葉がぴったり、本当にそんな人生だった。我が子を忌み子にはしたくない、そんなもんあたしだけで十分だ。やってやろうじゃねーか、この命と人生ぶっ込んで。そう思った新人のころは30半ば、血の気が多くて若かったねぇ笑。
あれから20年、やり続けて思ったことは元いた組織ではこれを終えた人間がいないから判らなかったんだな、ということ。やっていないから伝えられる人間がいない、要は前人未踏の場所を自分は歩いている、誰も頼れない、どうやるかも判らない。でも、絶対に成し遂げたい。どうする、どうしたらいい?考えろ、考えるんだ。そうやって歩いてきた20年でした。
○家系浄化が終わったら、どうなる?○
家系浄化が終わったらどうなる? 教えてくれる師がいないので、そこも判らないまま、とにかくやり続けました。やり続け、やり続けて、そして理論的には10代分の魂を癒やすという数をとうに過ぎても一向に終わる気配を見せなかった。でも、それは終わる気配を見せないのではなく、終わらせ方をわたしが知らなかっただけだったのです。神様は、そしてえんま様はちゃんと見ていてくれる。そして、聴いていてくれる。16日のえんま堂でわたしはとある願いをえんま様に託しました。ちょっ早で戻されたそのリターンは、「見とるよ」と言われた気がした。その早さにガクブルになりつつ、迎えた昨日17日の天赦日、その託宣は齎されたのです。
この映画が教えてくれたのは、家系浄化の終わらせ方。「こうやって終わらせるんだよ」というお告げを聴きながら、ふと思いました。
あぁ。家系浄化、終わらせることが出来たのか、と。
全然関係ないこの気づきに、映画のエンドロールでまったく本編と関係ないところで泣いていました。えんま様にお願いしたことの答えを貰えたような映画を観る直前の家族の言葉、そして観せられたこちらの映画。すべては二年前に枕元に突然立った祖母の一言から始まっていたのだなぁ、と。同時にそれは、結果的にルーツから長男を奪う形になってしまった祖母のなんらかのけじめのつけ方かも知れない。
20年前、一族の問題と思っていた多くのものは、いま殆どありません。そして現在残っている問題は、ルーツではなくわたしたちいまを生きる子孫個人レベルで起こっていること。家系浄化を終えると、その棲み分けがきちんと出来、尚且つルーツの中での自分の役割が明確にハッキリしてきます。そしてなにより、無敵感さえ感じるような幸福感が広がって、感謝しかなくなる。これまでも何度も経験してきたこれらの感情、でも家系浄化を終えることで味わえるその感覚は、これまでのどれとも比にならないものでした。同時に自分のDNAに対して初めてOKが出たような気がする。
関東生まれの関東育ち、生粋の関東人であるわたしは、こと関西では一部の人たちから忌み嫌われます。「1滴も血の入っていない縁もゆかりもないもの」という言葉を遠回しに言われてきたりしました(このあたり京都っぽい)。この先もきっと、関西でいけるところは限られているのだろうと思う。でもそれでもいいのです、だってわたしは生粋の関東人なのだから。それでも、この街を愛し、この街の神様を愛し、この街に暮らしたくてここにいる。同時に生まれ育った街の好きなところがないわけじゃ無いし(嫌いなところが多いけど笑)、その街で先祖代々貰ったこのDNAに対しては、少なからず誇りを持っている。立派な人とは決して言えない祖父ですが、とある生徒さんには「先生のじーさんはろくでなし」と明言もされましたけれど。それでも、そんなろくでなしのじーさんの遺伝子さえ、いまのわたしには1つの大切な宝物なのです。他人にとやかく言われたくはない。
家系浄化を終わらせたものは、その家系を受け継ぐ。あぁ、そういうことか。終わらせてみて、明確に終わりを宣言してみて、そのことが凄くよく判った流れになりました。そして、京都に出るとき、引き留めるから、という理由で断絶を宣言したルーツがいま「申し訳ないが、頼むよ」と子どもである母を預けに来たのを感じる。
「言われんでもするわ、自分の親やしな」
そう言えるくらいには、家というものについて信頼感が持てるようになった。あぁこれが家系浄化と言うことか、いまそんな風に思うのです。長らく家も一族も愛することが出来なかった。この20年でどこにいても家族だし、どこにいてもやれることをやろう、そう思うくらいにはいろいろなことが回復していった。なんでもない家に生まれた人には当たり前のことかも知れない、でも、えみこにとってこれはもの凄いことなのです。
普通が幸せ、いま心からそう思う。
「えみちゃん、どこの生まれ?」
そう訊かれたら、今日からは胸を張ってこう言えます。
「神奈川湘南です。いろいろあるし、田舎やし、まして漁村。あまり好きな場所とは言いがたいですけど、懐かしいいいところですよ、あの街も」
えみこは、死ぬまで関東人。京に移住した関東人として楽しく生きてやろうと思っています。ルーツ皆さんに恥じないように。
本日の課題
・あなたは、ルーツや故郷が好きですか?
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